四葉のクローバーが散るとき…
第二章
呼び出し
私「え、
ええええええええ!!」
康「弘人と亜由美の事情も
聞かなきゃね。」
私「は、はははは、はい。」
康ちゃん、冷静そうだけど、
眉間にこれでもかってくらい
しわよってるし、
背後は、吹雪がゴウゴウと
ふっている。
こ、こわい…。
康「美由紀。
まだ、怖いでしょ?
俺のケータイにあの写真
送って。俺が話すから。
それまで、ベンチに隠れといて。
呼んだら、来るんだよ?」
康ちゃん、優しく
気遣ってくれるのはいいけど…
そんなに
子供扱いしないでー