四葉のクローバーが散るとき…

康「亜由美、


  いいかげんそんな


  わかりきった嘘をつくのは

  
  やめろ。


  弘人が黙っているっていうことは、


  浮気ってことだな?」


亜「私、


  嘘ついてなんか…」



弘「あぁ。そうだ。」


康「そうか…。

  美由紀、


  こい。」



いかなきゃ…



私は、



ゆっくり、



ゆっくりと



この事実を



確かめるかのように


重い足を前へ前へと



押し出した


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