四葉のクローバーが散るとき…

弘「美、由紀…」


亜「美由紀…」


弘人は、


悲しげに、


悔しげにそっぽ向き、


亜由美は私から


目をそらした。



だけど、


一瞬だけ見た


その瞳の中には、


『ゴメン』や


『コウカイ』なんて


ものはなくて、









あったのは…


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