狂ッタterror(恐怖)ゲーム開始






あらかじめ書いてきたこっくりさんで
使う紙を机に広げる



「終わるまで10円から絶対に手を離すなよ?」




大河の言葉に小さく頷く




紙の上に10円を置いて部屋の電気を消し
カーテンを閉めた







「じゃあ皆指置いて」




ザアアアアアアアアアアアアアアアアア





皆が指を置いたのと同時にテレビがあの時と同じように砂嵐を映す




「この前と同じだな…………」



「う、うん…………」



以前はただタイミング良くついたのかと
思っていたけど2度目になるとそうとは思えない





“誰か”が付けているような……




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