狂ッタterror(恐怖)ゲーム開始
「ねぇ、もうこっくりさんやめよ」
奈々は指が震えていて
震えがこちらまで伝わってくる
「そ、そうだな…………
こっくりさん
こっくりさん
お帰りください」
ススススス
《はい》
「これで手を離していいんだよね?」
「多分………
皆でせーので離そう」
最初に離すと自分がどうなるかわからない
だからここは公平に皆で一斉に離すことにした
「せーのっ」
皆、10円から手を離す
が、一人だけ離さかった
「俊介…………一緒に離そうって言い出したのは俊介じゃないか…………」
大河が俊介を睨みつける
「これで、もし呪われたとしても
俺の所にはこないな!アハハハハハハ」
狂ったように笑う俊介をみて体に寒気が走る