狂ッタterror(恐怖)ゲーム開始






「俊介…裏切ったの…………?」





奈々が俊介を睨みつける




「奈々……なんだよその目は
別になんでもいいだろ!!!!!

それよりもさ、早く教室行こーぜw
こんな不気味な所いたくねぇーよ」



俊介はそう言いながら教室を出ていく




「大河、俊介が怖いよ………」



「そうだな………
何かに取り付かれたみたいだった

とりあえず俺らもこの教室出よ
さっきから“誰か”に見られてる気がして……」




“誰か”に見られてる気がする…………



それは生物地学室に入ってきた時から
私も思っていたことだ



どこかから“誰か”がこちらを
見ているような気はしていた






私達は足早に生物地学室を出た




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