あなたの傍で~1位の彼女と2位の俺…番外編~
「とにかく今日は風呂入って寝ろ。
俺のベッド使っていいから。明日大学だろ?
それに…未来くんと別れてから…ずっとまともに寝てないんだろう?
不安で寝れないなら、寝付くまで傍に居るから。」
そう言って…お風呂から出てきた梨花を無理矢理ベッドに押し込んだ。
梨花が眠りについた所で、俺はソファーに向かう。
でも……30分も経たないうちに…
寝室のドアの向こうから
「……みら…い…。」
と梨花のすすり泣く声が聞こえる。
ソファーから起き上がり、寝室のドアをノックする。