あなたの傍で~1位の彼女と2位の俺…番外編~


それでも…俺は……


言わずには居られなかった…。



答えなんて分かってるけど…






「(梨花…。梨花の心の中に誰が居るのか分かってる。

彼の事が忘れられないのも、密かに探し続けていることも…。


でも…

もう…探し続けるのは止めないか?


俺が未来くんのこと、忘れさせる。俺が梨花を幸せにする。

誰よりも…大事にする。

だから梨花…俺と付き合ってよ。)」







そう一気に言った。





すると…梨花がフワリと微笑んで、








「あぁ~~っっやっぱりダメだ!

その速さで…長文を一気に話されると、聞き取れないよ~。


それで…蓮…何て言ったの??」








「~~~~~~~っっっ!!」



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