あなたの傍で~1位の彼女と2位の俺…番外編~
お互いそれぞれお風呂に入って、寝る準備をし…久しぶりに同じベッドに入った。
「蓮の匂いがする~♡
お日様の匂い♡落ち着く~♡」
布団に包まりながら、そう言ってケラケラ笑う梨花を、後ろから抱きしめた。
「梨花は相変わらず…甘い匂いがする。今日は久しぶりに…ぐっすり眠れそうだ…。」
「………やっぱり…ちゃんと眠れてなかったの?」
俺の言葉に、梨花が身体ごと俺の方を向き、心配そうに顔を覗き込む。
眠れるわけない…でも…
「大丈夫。最近仕事が忙しかったから、ゆっくり眠れてなかっただけ。」
梨花に心配かけないように、微笑みながら答えた。