あなたの傍で~1位の彼女と2位の俺…番外編~
~~蓮side~~
2人で夕食を食べながら、梨花がジト~~ッッと俺の顔を見る。
「何だよ…。」
「ねぇ…何で奈々さんって私たちが付き合ってると思ってるの?
それに…何で言ったらいけないの?」
「いや…別に…何となく??」
本当は…梨花の口から付き合ってることを、否定されたくないから…とは、さすがに言えない…。
「ねぇ…梨花…1つ聞いても良い?」
俺が真剣な表情でそう言うと…梨花が静かに頷く。
「梨花…梨花はどうしたら次の恋に進めるの?」
「次の恋?」
梨花の茶色い瞳が揺れる。