あなたの傍で~1位の彼女と2位の俺…番外編~
その箱をソッと抱きしめ、そのまま開くことなくテレビ台の上に置いた。
「蓮…こんな所で寝てたら風邪引くよ。」
「・・・・・・・。」
全く起きる気配もない蓮に、ブランケットを掛け、蓮の眠っている横に腰かけた。
.*.*.*.*.*.*.*.*.*.*.*.*.*.*.*.*..
1時間ほど経った頃…蓮がうっすらと目をあける。
まだ焦点の合わないボーっとした蓮の瞳を覗き込むと、私だと認識したのか、大きな瞳を更に見開く蓮。
「蓮…起きた?大丈夫?」
「…………梨花っっ!何で?
あれ?未来くんは?横山さんは?」
戸惑いを隠せない様子だ。
「未来とは昨日あの後、ちゃんと話せたよ。横山さんは仕事に行っちゃった。
蓮、今日は当初の予定通り休みだって言ってたよ。」
「……そうか…。」
「蓮…こんな所で寝てたら風邪引くよ。」
「・・・・・・・。」
全く起きる気配もない蓮に、ブランケットを掛け、蓮の眠っている横に腰かけた。
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1時間ほど経った頃…蓮がうっすらと目をあける。
まだ焦点の合わないボーっとした蓮の瞳を覗き込むと、私だと認識したのか、大きな瞳を更に見開く蓮。
「蓮…起きた?大丈夫?」
「…………梨花っっ!何で?
あれ?未来くんは?横山さんは?」
戸惑いを隠せない様子だ。
「未来とは昨日あの後、ちゃんと話せたよ。横山さんは仕事に行っちゃった。
蓮、今日は当初の予定通り休みだって言ってたよ。」
「……そうか…。」