あなたの傍で~1位の彼女と2位の俺…番外編~
シャワーを終えた蓮は、バスタオルで髪を拭きながらリビングに戻ってきた。
冷蔵庫を開け、ミネラルウォーターを取り出す。
そんな何気ない仕草も、色気が半端ない。
「蓮……ここに座ってくれる…?」
私がソファーの横をポンポンッと叩くと、蓮が頷いて私の隣に座った。
「あのね…蓮…「あぁ~昨日飲み過ぎて頭いてぇ~。」」
私の言葉を遮り…蓮が言う。
「蓮……「しかも床で寝てたから、身体中痛いし…。」」
「あのね…「横山さんがソファーで寝てたから、俺しょうがなく床に寝転がったんだよ。
今考えたら、普通に自分の寝室で寝れば良かったんだ……。」」
私が話そうとしても、蓮が話を遮って上手く話が出来ない。