あなたの傍で~1位の彼女と2位の俺…番外編~


「ねぇ…横山。それは…私から言うって事よね?」



「そうですね。

これから先の扉を開く鍵を持っているのは、社長の方ですね。

蓮さんは…梨花さんに使ったばかりで持ってないですから…。」



「扉の鍵?」



「扉の先は…繋がる道があるのか、撃沈、ドボ~ンとなるのかは、開けてみないと分かりませんけど…。」



「怖いわね…。」



そうこう会話をしている内に、いつの間についたのか、タクシーがマンションの裏口にとまった。



< 449 / 556 >

この作品をシェア

pagetop