あなたの傍で~1位の彼女と2位の俺…番外編~
「……………。
それって…この前のドラマのセリフだよね?何言ってんの?
俺が本気でそんな事思ってると思う?」
「………思わない。」
「俺は嬉しいよ?
だって…奈々さんの可愛い表情とか…仕草とか…色っぽい声とか
俺だけが知ることになるんでしょ?
それって最高じゃん!」
「////////っっ…。」
私が黙っていると…蓮の顔が近づいてくる。
「あの…このベッドって…私が泊まった時と同じ?」
「ん~?何で??」
「いや…だから…梨花ちゃんも寝たベッドかなぁって……。」
私のどんどん小さくなっていく言葉に、蓮がクスリと笑う。
「梨花の結婚を期に替えたけど?」
「そう……。あっっ!!」
「まだ何かあるの??」
私の焦っている様子が分かるのか…蓮が可笑しそうに私を見つめる。