あなたの傍で~1位の彼女と2位の俺…番外編~
その姿が可愛くて…
後ろから奈々さんを抱きしめた。
「なんで背中向けるの?
やっと2人…気持ちが向き合えたのに…。通じ合ったのに…。」
「そうだけど…恥ずかしいよ。」
どんどん声が小さくなっていく奈々さんの身体を反転させ、俺の方を向かせると、
奈々さんのオデコに自分のオデコをくっつけて瞳を覗き込んだ。
「~~~~~~っっ///!!」
「奈々さん…身体を重ねるって…
make loveって…好きな人同士でするから幸せなんだって、俺前に言ったよね?
幸せ…感じてくれた…?
俺の温もり感じてくれた?」
「……うん。凄く幸せ♡
蓮…気持ちが通じ合うって…好きな人の温もりに包まれるって…凄く幸せなんだね。
蓮は…どう…?」
「凄く幸せ…。
それに…奈々さんをこうして抱きしめてると、凄く落ち着く。」