あなたの傍で~1位の彼女と2位の俺…番外編~


その姿が可愛くて…


後ろから奈々さんを抱きしめた。




「なんで背中向けるの?

やっと2人…気持ちが向き合えたのに…。通じ合ったのに…。」



「そうだけど…恥ずかしいよ。」



どんどん声が小さくなっていく奈々さんの身体を反転させ、俺の方を向かせると、


奈々さんのオデコに自分のオデコをくっつけて瞳を覗き込んだ。



「~~~~~~っっ///!!」




「奈々さん…身体を重ねるって…

make loveって…好きな人同士でするから幸せなんだって、俺前に言ったよね?

幸せ…感じてくれた…?

俺の温もり感じてくれた?」




「……うん。凄く幸せ♡

蓮…気持ちが通じ合うって…好きな人の温もりに包まれるって…凄く幸せなんだね。

蓮は…どう…?」




「凄く幸せ…。

それに…奈々さんをこうして抱きしめてると、凄く落ち着く。」



< 511 / 556 >

この作品をシェア

pagetop