あなたの傍で~1位の彼女と2位の俺…番外編~
よっぽど疲れていたのか、奈々さんは部屋の中に入ると…
化粧を落として、そのままベッドになだれ込んだ。
どんなに疲れていても、化粧はオフするところが流石だな…。
「……もう無理…蓮…おやす……」
そこまで言い掛けると、その後、スゥーッッと寝息が聞こえてきた。
「寝るの…早っっ!!」
ククッと笑いながら、俺もベッドに入り、先に寝落ちた奈々さんの背中に腕を回した。