あなたの傍で~1位の彼女と2位の俺…番外編~
ハッ!俺…何1人で恥ずかしいこと言ってるんだか…。
全然起きそうにない奈々に深く口づける。
「…………っっっ!!!」
奈々の大きな瞳が開いたかと思ったら、思いっきり俺の胸を押された。
肩で大きく息をした奈々が少し涙目になりながら
「くっ苦しいからっっ!!もう~っっ普通に起こしてよ~~!」
「俺だって、はじめは普通に起こしたよ。
でも、いつもの通り奈々が起きないから…。
それよりも…奈々おはよう。昨日はよく眠れた?」
「おはよう。
普通に起こされても目が覚めないくらい熟睡したわ。」
そう言って奈々が微笑むから、愛しさが溢れてソッと唇を重ねた。