いいの?これで?
結局あたしは何も言えないまま亜里沙が告白する日が近づいて来た。

明日がいよいよ亜里沙が大貴に告白する日だ。

何も知らないまま亜里沙はあたしに大貴を廊下に呼び出してと頼んできた。

あたしは嫌だった。

あたしも大貴が好きなのにィ~・・・

でも、亜里沙はそれを知らない。

仕方なく亜里沙の言った通りにした。

大貴を廊下に呼び出した。

あたしは亜里沙が大貴にふられてほしかった。

でも、大貴は亜里沙のことが好きなわけがない。

あたしは心ではそう思っていた。

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