泣いて笑ってまた泣く
クッキーも無事に作り終わり私はふとサイフをみた。

千円が……ない……?

サイフを探してもさっきまで入ってた千円がなくなっていた。

私は岬を疑った。

だって私と岬しか居なかったから。
疑うのも仕方なかったと思う。

「とった?!」

「とってへんよ」

「もういいよ!!帰って!!」

岬を押し返した。

1人で親に泣きながら電話をかけた。

よく思えば靴下をいじっていた。
一回、忘れ物したと言って家に帰ったな。

どんどんと岬を疑って行った。
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