君がいたから
真っ暗闇の中で一人で進むしかない恐怖を私は、この幸せの日の中知ることになる。

彼との幸せの思いですら、後悔するような残酷な宣告…

私は、あのとき、まだ知らなかったのかもしれない。

あの宣告がどういうことかを…

しかし、忘れてはいけない…

彼は本当に私を好きになってくれたこと。

私も彼を好きなことを…

このことだけは、あのときの私も理解ができていたのかもしれない…


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