君がいたから
夢の中で、彼が私のてを握ってくれたような気がした。

夢の中の私は、健康で彼と楽しそうなそんなかんじの夢を見た。

でも、どう頑張ってもおわりはくる。

どんなに辛くても苦しくても悲しくても嬉しくても幸せでもどれも、終わりは来る。

それは、嬉しい終わりかもしれないし悲しい終わりかもしれない。

その終わりの裏側には、たくさんのひとの言葉と気持ちと勇気、思いが隠れている。

知りたい?

知りたくない?

その裏側に秘められた私の知らない事実。

私には、知りたくても知るための勇気がない。

彼を突き放したのも、きっとそれに近い…
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