それは夢だった
「おい!大丈夫か!?」

駆け寄る足音にざわめくホーム
私はなにがなんだか分からないまま放心状態
ふいに頬を数回ぺちぺちと叩かれた
その痛みに視線を向けるとスーツを着た男のサラリーマン

「しっかりしろ、大丈夫か?」

顔を覗きこむこの男にどうやら助けられたようで、なんとなく状況把握をした私は一度だけ頷いた

「ホームでしかも黄色い線近くで居眠りはやめなさい。」

ほっとした顔をしたおばちゃんにそう諭され、とりあえずもう一度だけ頷いた
< 7 / 7 >

ひとこと感想を投票しよう!

あなたはこの作品を・・・

と評価しました。
すべての感想数:0

この作品の感想を3つまで選択できます。

この作家の他の作品

いつも、いつまでも、この桃色の空の下で。
蓮龍華/著

総文字数/2,429

恋愛(純愛)7ページ

表紙を見る
愛してるのに愛せない。
蓮龍華/著

総文字数/24,867

恋愛(純愛)42ページ

表紙を見る
短編集
蓮龍華/著

総文字数/1,245

恋愛(純愛)3ページ

表紙を見る

この作品を見ている人にオススメ

読み込み中…

この作品をシェア

pagetop