青空と天気
「あっ!仲良く登校ですかぁ〜。おはよう」
「相変わらず仲いいな。おはよう」
ほんと仲いい。……ちょっと暑いわ〜
「空。手紙の中身は教室行ってからな」
「時雨?空が手紙貰ったの?」
「空ちゃん?中身見た?」
話がポンポン進んでく……
ん?進んでる?進んでない?
「あーみてないよ?……教室いこっか」
と、いうわけで。
ぞろぞろ移動しましょう。
2階の教室まで階段を登る。
踊り場についたとき。
……あれ?おかしい。
「……ハッ…ハアッ」
「空?息切れるほど動いてないぞ?」
「空って体力ないの〜?」
……笑い事じゃ………ない。
やっぱり。弱ってきてるんだよ。
…先生は何も言わないけど。自分の体だ。
変化は分かる。……もう、年を明かすことすらできないのかな…?