Light in darkness
しばらく歩くと二人組の男女が現れた。
「あいつらか?」
『うん…だけど』
晴彦の目線にはある角の生えた赤い生物が写っていた。
「何となくだが、感じていたが…やはり鬼に操られてるな」
『鬼?そんなのいるの??仮想の生物だと思った』
「幽体のお前が言えた台詞じゃねぇけどな」
すると空はゆっくり少年と少女に近付いた。
「今すぐそいつらから離れてもらいたい」
『ひひひ。こんないい肉体、そう簡単に離すかよ』
少女が…いや、少女にとり憑いている赤鬼は不気味な声で笑った。
「そうか。そちらの青鬼さんも同意見でいいの?」
『当たり前だ』
本日何度目かの溜め息をつく。
「あいつらか?」
『うん…だけど』
晴彦の目線にはある角の生えた赤い生物が写っていた。
「何となくだが、感じていたが…やはり鬼に操られてるな」
『鬼?そんなのいるの??仮想の生物だと思った』
「幽体のお前が言えた台詞じゃねぇけどな」
すると空はゆっくり少年と少女に近付いた。
「今すぐそいつらから離れてもらいたい」
『ひひひ。こんないい肉体、そう簡単に離すかよ』
少女が…いや、少女にとり憑いている赤鬼は不気味な声で笑った。
「そうか。そちらの青鬼さんも同意見でいいの?」
『当たり前だ』
本日何度目かの溜め息をつく。