女神と新選組~女神が変えた新選組の未来とは~

そう、呟くと我の前にはホワイトボードが....................。


『うぉっ!間違えた!ホワイトボードではなく、黒板を持ってきてしまった。』


ホワイトボードではなく、黒板を持ってきてしまうとは、失態だ。

と、思っておると................。


土「お、おい。何ださっきの。急に変な
物が現れて。」


何が何だか解らんって顔をしとるな。

良いだろう。

この私が、直々に教えてやろう。


『今のはだな、【来過物体転移】といい
未来や過去から、ここに、物体を転移
させる魔法じゃ。』

土「そ、そうだったのか。そりゃすげぇ
な。って、近藤さんが頭に?を浮か
べてる!早く説明してやれ!命!」


命令するでない!

と、言いたいところだが、先に説明をするか。

流石にゴリ男も可哀想だしの。でわ、

黒板
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
私、最強女神

【史上転変】の力ある

天界暇

歴史変えるか!

何処にしよう。

新選組にしよう!

でわ、下界へ。

今に至る。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
終わり

分かり易いだろう。

と、思い、土方をみると、


土「なんて、書いてんだ?」


ん?何を言っておるんじゃ、こ奴ら。

あ!そういえば、昔と今とでは、字が違うんだったな。


『これは、誤算だ。未来の字じゃ、流石にわからんか。書き直そう。』


そう思い、黒板の字を消そうとすると、
ガシッと、肩を掴まれた。


『なんだ、土方。どうかしたのか?』


そう言うと、土方はフルフルと震えて、


土「おい、今の話は本当か?もし、
本当だったら教えろ、未来のことを」


と、言い。

興味津々に聞き、肩を揺さぶってくる。

土方が興奮していると、ゴリ男が横から入ってきて、我に耳打ちする。


近「すまないね。多分未来のことについ
て興味が、湧いたんだ。元々トシは知
識については、欲深いんだ。」


あぁ、だからか。

と、一人納得する。

というか、ゴリ男久しぶりの登場だな。

危うく、忘れ去るところだったわ。


土「早く教えろ!」


あぁ!もう、いい加減ウザくなってきた。


土「早く!」

『さっきから、さっきから、いい加減
うぜぇんだよ!ちょっとは黙れねぇの
か!?あ!?それとも、お前は、黙る
ことも知らない虫か?虫じゃねぇなら
とっとと黙れ!説明出来ないだろ!
未来のことなら後からたっぷり教えて
やる!だから黙れ!わかったな!?』


息継ぎも無く、続けて喋ったもんだから、
息切れをし、ハァハァしながら、そう、
言い切ると。


土「は、はい。」


気押されたのか、土方は萎れて縮こまっている。

少し言い過ぎたか、と、思っていたが、


土「な、なぁ、近藤さん。あいつ、怒る
と、ここ(新選組)の誰よりも
怖いんじゃねぇ?」


そうでもなかったな。


近「あぁ、そうだな。しかし、お前の
怒った時の顔の方が怖いんじゃない
か?」

土「いや、あいつ多分まだキレてねぇ。
もし、あいつがキレたら、この
屯所ごと吹っ飛んじまう。
そうなったら、俺らも地獄行きだ。
あぁ!恐ろしい!」


さっきから、言いたい放題言いおって。


『さっきから聞こえておるぞ。お前ら。』


殺気を少し出して言うと、


土「ヒ、ヒイィ!す、すいません!
あ、あの【スパーーン!】ん?
誰だ................ブフッ!」


襖が勢い良く開いたと思っておったら、
凄い勢いで土方に突進していった。


?「土方さ~~~ん!団子食べに行くん
で、お金下さ~~い。貴方お金一杯
持ってるでしょう。」


そんな事をいいながら、土方を踏み付けている。


?「あれ?土方さん何処に行ったんです
か?近藤さん。」







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