君の存在~片思い日記~ 短編
告白までの時間
悠斗 パンケーキ ♡♡♡♡
誘えた!! そして一緒に行ける!!
それが 何より嬉しかった (*´∀`
奈々花(ななか)!!
柚 「今日ね、放課後 悠斗とパンケーキいくの!!」
奈「 おぉ! おめでとう ♡! 」
奈々花は私の親友 。
ずーっと一緒。
1つ上の彼氏がいて
ラブラブで 羨ましい 。
顔も整っていて 男ウケもよくて
みんなの憧れの存在 。
奈々花は自分の事のように喜んでくれた 。
HRが終わり 私は メイクポーチを持って
トイレへダッシュ !!
悠斗のクラスはまだ終わってない
私は急いで 化粧を 直す。
アイラインをいつもより 丁寧に引いて
いつも より少し薄くした 。
それは悠斗は薄いほーが好きだから 。
化粧を済ませ 悠斗の教室に行くと
HRが終わっていた 。
けど、教室に悠斗の姿はなかった 。
「光くん ! 悠斗知らない? 」
「しらね 〜 ごめんね 」
「大丈夫だよ! ありがとう 」
悠斗を探し 校内を歩いていると
3年生の 葉月(はづき)先輩と 悠斗が2人でいた
楽しそーに 話していた 。
あっ ...
私は言葉を失った 。
立ち尽くしていると 悠斗と目があった 。
やばい そう思い
私は 全力で走った 。
すると 悠斗が 「おい!柚花 待てよ!」
と聞こえたけど 聞こえないふり
走って走って走ったけど
結局は追いつかれてしまった 。
「 なんで逃げるんだよ 」
「べ、別に 」
「パンケーキ行くんだろ? 」
「今日は いーよ! 葉月先輩の所いきな」
(ほんとは 行ってほしくない )
(ここにいてほしい) そんな事は言えず...
「なに怒ってんの?」
と、いつもより低い声で言われた 。
私は 返す言葉が見つからず
その場を後にした 。
((パンケーキ行きたかったな 。 ))
意地を張ってしまった自分に後悔した 。