童貞脱出大作戦☆
好きだからさよなら
ドンッドンッ!!
深夜に響く音…。
誰だよ〜…、まったく!何時だと思ってんだよ〜
「はいはい!今、あけるから。」
俺はまだ眠っている頭を起こしながら玄関に
むかった。
まこはまだ寝息をたてて眠っている。
「はい…どなた?」
そこには見た事もない
紳士的な男性が一人
たっていた。
俺に… 用事!?
「まこ、来てますよね?」
ビシッと決めたスーツ
からは香水の匂いが
ぷんぷんとする。
もしかして…
……まこの…旦那さん?
「まこ…って誰ですか?」
俺はしらばっくれた。
突然の事で気の利く嘘も考えられなかったからだ
旦那さんの顔がくもりだす…これってけっこう
やばいんじゃないの…?