童貞脱出大作戦☆
好きだからさよなら


ドンッドンッ!!

深夜に響く音…。
誰だよ〜…、まったく!何時だと思ってんだよ〜

「はいはい!今、あけるから。」

俺はまだ眠っている頭を起こしながら玄関に
むかった。

まこはまだ寝息をたてて眠っている。

「はい…どなた?」

そこには見た事もない
紳士的な男性が一人
たっていた。
俺に… 用事!?

「まこ、来てますよね?」

ビシッと決めたスーツ
からは香水の匂いが
ぷんぷんとする。

もしかして…
……まこの…旦那さん?

「まこ…って誰ですか?」

俺はしらばっくれた。
突然の事で気の利く嘘も考えられなかったからだ

旦那さんの顔がくもりだす…これってけっこう
やばいんじゃないの…?


< 80 / 93 >

この作品をシェア

pagetop