君色〜キミイロ〜


「美咲さん…?」


さらにメイクをして綺麗になった美咲さんがそこには立っていた。

「緊張…してる?」


「あ…その…」


「そりゃするわよね。私も初めは足がすくんじゃった。」


美咲さんがクスッと首をかしげて笑った。


「大丈夫よ。…そしたらとっておきの話してあげる。」


「とって…おき?」


「うん。」と美咲さんは頷いた。


「さっき言えなかったツトムの話。
ツトムね,私が『やり直したい』って言ったらね?」


言ったら…なになに??


すごい気になるっ!!


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