君色〜キミイロ〜


ああー…橘さんのかっこよさに溶けそうだよ…(笑)


「じゃあ…名残惜しいけどそろそろ起きよっか。」


そう言って橘さんは私の体をまじまじと見つめる。


「な…なに見てるんですか!!」


「いや,綺麗な体だなぁと思って。」


真面目な顔で言わないでよ〜!!


「起きれる?起こして上げよっか?」


「起きれますっ!!」


「そう?残念。」


ニヤっと笑うと橘さんは「うーん」と背伸びをした。


「あっ!」


「えっ!なに?」


「俺,莉緒ちゃんにさらに見せたいとこあるんだ!」


「なになに?気になるっ!」


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