君色〜キミイロ〜
君色〜キミイロ〜
「今から一体どこに行くの?」
「んーまだ秘密♪」
「さっきからそればっかり!」
「もうすぐわかるからさ。」
橘さんは運転しながら優しく笑った。
一体どこに行くんだろう?
窓越しに見る景色もやっぱり知らないとこばかり。
またまた知り合いの別荘とか?
…いやいやそんないっぱいはさすがにないよね。
そしたら…絵里さんのとことか?
でもそれなら私も場所わかるし…
「おっ!見えてきたよ。」
「…えっ?」