好きなんですけど。
あれから、あの人=山田くんとは良く喋るようになった。

席隣やねん♪

でも、自分では十分な会話ができず腹がたっている…

で、今に至る。
「柚希~(泣)どうしたらええと?」
「なにが?ってか、どこの方言やねん!」

そんなん知らんし、、、
うちの顔曇ったん分かったのか柚希が話を切り出した。

「めい。自分の思うようにしたら?」
「してるよ。でもうまいこといかんねん。」
「だから、無理に理想に合わせんと流れに任せてたらうまくいくって。」

理想…?合わす…?

そっか!うち自分で無理に高い壁作ってたんや。
流れに任すか、やってみよ!

「柚希!ありがとう!!」
「いいえ♪もうチャイムなるよ?」
「あっ!んじゃ、かえるわ!」

そういって柚希に手をふり、お弁当を教室へ持ち帰った。
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