幼なじみ
それから何もなく7月に入った。

いや、違うな。

驚いたことが一つ。

それはテスト返却日。


「えーー!?赤点!?追試!?」

私の悲鳴を聞いたみいなは重々しく口を開いた。

「だって、分からないとこばっかりでダメダメだったんだもん。」

「だからって、なんで赤点なのよ!?」

「ごめん。」



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