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7分ほど歩いたところで彼女の家に辿り着いた。


しかし人の家に勝手に入るのは犯罪だし、かといってこんな真夜中にインターホンを鳴らすわけにもいかない。


まだ夜は明けない。


彼女に会うのは太陽が出るまで待つしかなかった。


だが、家の前で待つのはさすがにだめだ。


不審者扱いられるに違いない。


――どーすっかな〜……。


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