Delete
「大変だったよな、この数日間。……いや、今までのを合わせると何百日くらいか」
俺はシイナに向かって語りかけていた。
返事が返ってこないを知っていながら。
俺は手に持っている銃を自分の頭へと向けた。
俺はシイナの共犯者であり、かつシイナを殺した犯罪者だ。
それに、俺はもう十分だから。
ずっとずっと夢見ていた時間を過ごせた。
シイナのために、自分なりに何かをしてあげることができた。
メニュー