恋日和〜春〜





「私、お家に1人でも平気よ? 」
『……だめだ』
「……平気だもん。もめんもいるし……」
『だーめ』

そんなことを繰り返していると、涼にかわって、と言われた。

「お父さん、涼にかわるね? 」
『ん? あ、あぁ』
「……かわりました。涼です……….気にしないでください」
そんな涼の声を聞きながら、外を眺める。
「話聞いてて大体理解したのですが……音の入寮を早めることって出来ますか? 」

……そっか….1人はダメなら入寮を早められたら、早めることがいいのかも。





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