恋日和〜春〜
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しばらく放心状態であった私は慌ててさっきもらった千華先生の連絡先に電話を入れた。すると5分もしない内に
「お待たせっ!」と声をかけられた。
しばらくお互い無言で歩いていると千華先生が話を振ってくれた。
「ところで、音和は何部に入るか決めたの?」
「いえ…図書部か天文部で迷っていて…。活動日数が少ない方に入部しようかた思ってます。」
「そう…それなら、図書部の方が活動日数少ないわよ。天文部は週4回出席で毎週土曜日の夜は白百合が原で天体観測。図書部は週1回出席で図書室の本が自由に借りれるっていうラフな部活だよ。ちなみに、図書部は私が顧問なの。」