恋日和〜春〜





ーーーベッドに入り今日のことを振り返る。
今日は緊張したけど新鮮な1日だったな……明日から授業が始まる。ついていけるかなぁ。そんなことを考えていると
コンコンッとドアがノックされた。「音和、入るぞ。」
そう言って入ってきたのは悠くん。
「音和、薬飲むの忘れただろ。」
自律神経を整えるお薬とコップに入れた水を渡してくれた。
「あ…!そうだった!ありがと。」
「飲み忘れ注意な。」
「はーい………あ、これ…」
「睡眠導入剤。緊張して眠れないかと思って一応持ってきた。」
「ありがとう。」

ーー「じゃ、おやすみ」
「おやすみなさい。」

それからというものの、お薬のお陰で眠ることができたーー




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