運命の相手
りこは今日という日に
こんなに色んなことが
起こるなんて
思いもしなかったから

なんだか頭がついてゆかず、
現実と夢の境目にいるような
気分さえしていた。



ただ、秀に言われるまま
用意されていた
部屋に向かうりこと秀。



部屋の前につくと
秀は




「この部屋なんだけど、
りこさん一度目を閉じてくれる?」




そう言われりこは
目をゆっくりと閉じる。



目を閉じているりこの
手をひき、秀は部屋の中へと
入っていく。
< 20 / 24 >

この作品をシェア

pagetop