運命の相手
そっと手をひかれ
部屋に少し入ったところで
りこは


「もう、あけてもいい?」



と聞くと秀は


「その前に一言だけ言わせて。
この部屋にあるものは
僕がりこさんの可愛いらしい
イメージとロマンチックさに
あわせて用意してもらったんだ。」



と言われ、りこは
目を閉じたままだけど
恥ずかしくて
顔が赤くなる。



それと同時にすごく
嬉しい気持ちになった。



「なんだろう、、、想像が
つかないです。
でもすごくワクワクする。
それになんだかこの部屋
すごくいい香り、、、。」
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