運命の相手
それはやはり
誰にも言ってはいないけど
いつかりこが
思い描いたことのある
夢と全く同じような
風景。



非現実的だけど
でもやっぱりいつか
誰か、自分のことを
すごく愛してくれる人に
こんなことしてもらえたら
嬉しいなって
思っていたことと
同じなのである。



今日秀と一緒にいて、
まさに自分の夢とぴったり
同じようなことに
何度あてはまったことだろう。



まるでいつか私は
前もって、秀にこんなこと
してほしいって
お願いしていたかのように
この人は
私の喜ぶことを
何故だかすごくよく
知っている。


そしてそれを
現実のものとしてくれる。


ああ、なんだか
りこは胸がいっぱいに
なって
気付けば涙が
溢れていた。
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