届かなくても、
希子side
教室に戻ると夢叶は既に去り
代わりにと言っていいのか教室中がざわついていた。
夢叶を中心にした人達が机の掃除をしてくれたおかげで
すっかり綺麗になっていた。
ありがとう、と呟き私は席に座る。
姫が教室に来た。
目を合わせづらくて本を取り出した。
ファンタジーな内容の本。
私の一番好きなジャンルの本のはずなのに
どんなに可愛いキャラクターを見ても
その内容は頭に入ってくることはなかった。
教室に戻ると夢叶は既に去り
代わりにと言っていいのか教室中がざわついていた。
夢叶を中心にした人達が机の掃除をしてくれたおかげで
すっかり綺麗になっていた。
ありがとう、と呟き私は席に座る。
姫が教室に来た。
目を合わせづらくて本を取り出した。
ファンタジーな内容の本。
私の一番好きなジャンルの本のはずなのに
どんなに可愛いキャラクターを見ても
その内容は頭に入ってくることはなかった。