俺様社長に捕らわれて





「洋輔さん、本当に良いんですか?」

「勿論。嫌なら昨日の時点で断っているさ。それに、食事を…と誘われていたのに、中々時間が取れなかったし、美優の誕生日をご両親と一緒にお祝いできるだなんて、嬉しいじゃないか」

「だからって何も誕生日じゃなくたって良いのに、母は何を考えているんだか…」

「まぁ、良いじゃないか。あんまり立ち話をしていると、家に着くのが遅くなるぞ?」








洋輔に促されると、美優は洋輔の車に乗り込み、自宅へと向かった。





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