俺様社長に捕らわれて

家に着くと、美香が出迎えてくれた。









「初めまして。美優さんとお付き合いをさせていただいている、長谷川洋輔と言います」

「いらっしゃい。美優の母の美香です。さぁ、上がってちょうだい」

「ありがとうございます。こちら、つまらないものですが、良かったら」

「まぁ、そんなに気を使わないでも良かったのに。有難く頂戴します」









洋輔は、持参した手土産を美香に渡した。
そして、玄関を上がり、リビングへと移動をした。








「やぁ、いらっしゃい」








リビングには既に帰宅していた徹也が寛いでいた。
２人の存在に気付いた徹也は、洋輔と美優を快く出迎えた。