♠俺様王子と貧乏メイド♧
「う…」
窓から外を見ていると
後ろからベッドの軋む音と声が…
振り返ると彼は私と
目を合わし、手招きしてきた。
それに溜め息混じりで従う私。
ベッドの前で足を止めると
彼は私を引っ張ってきて
私はベッドに倒れ込む。
ドサッ
「ちょ、もうなんなんですか?!
…きゃっ」
私が起きあがると彼は私を
抱き締めてきた。
彼の強い腕の中で私は顔が
真っ赤になり、なんだか凄く恥ずかしい
気持ちになる。
「こうゆうの慣れてねーの?
お前、すごいどきどきしてるけど」
え…
ほんとだ自分でも分かるくらい
ドキドキしてる。。
…って
「離して下さい!!こうゆうことは
彼女さんとかとしてください!!」
いるでしょ。
こんな綺麗な顔してるんだから
別に私じゃなくても…
「決めた。これは俺様からの命令。
お前、俺に惚れろよ」
は??!