♠俺様王子と貧乏メイド♧
「あの…私、見たとおり
貧乏でメイドとしても何も役に
たたないです、」
私は最初、車に乗るのを
凄く拒んでいたけど無理やり
その後背の高い黒服の人に
車に押し込まれた。
「そんな事わかってるから。」
彼は私の目をあれから
一切見ずにまっすぐ前を見たまま話す。
「じゃあ、なんで私を
メイドにするなんて…」
役に立たないなんて分かってて
雇う人どこにいるのよ??
「ごちゃごちゃうるせーな。
決まってるだろ。お前が好みの女。
それだけだよ。」
それだけ…?
何?この人なに考えてんの。