誰か助けて
パ「澪花!! 危ない!!!」
ドン!
『…え?…パ…パ……?』
その瞬間、体にぬるっとした
赤い液体がついた。
でも、私の体には 痛みがこなかった。
一瞬、何が起こったのか
分からなかった。
でも、その赤い液体がパパの血で、
私を庇い道路を走っていた車に
跳ねられたと分かった時、
声がでなかった。
パ「澪‥花……無…事で…よかっ…た。」
すぐに救急車が来て、
パパは、病院に運ばれたが
即死だった。