運命ひとひら
ポンッと小手に当たる音がした。
三人の審判全員の旗が上がった。
「小手ありっ!二本目っ!」
「ヤァッ!」
相手が気合をかけてくる。
「ヤァーっ!」
私も負けずにかける。
相手の手元があがった。
相手は面をねらっている。
「ドーウッ!」「メーンッ!」
私の竹刀の方が少しだけ早く胴当たった。
「胴ありっ!勝負ありっ!!」
「「ありがとうございましたっ!」」
とりあえず、一回戦は突破です!!