運命ひとひら
星野先輩と付き合うようになってから、約2ヶ月が経ち、街は鮮やかにイルミネーションに彩られるクリスマスの季節にになった。
星野先輩は、私立大学に、剣道のスポーツ推薦でいくことが決まった。
先輩は、とても優しい。
そして。今年のクリスマスは、部活が午前練習だったので、クリスマスデートのようなことをする予定だ。
そして、クリスマスの日になった。
横浜に二人でいった。
あたりにはカップルがたくさんいた。
夜になって、みなとみらいへいった。
そこでは、イルミネーションが鮮やかに瞬いていた。
「なあ、長田。」
星野先輩は私を見つめながら言う。
「やっぱ、俺。長田のことめっちゃ好き。」
やっぱり、こうしてみると竹内と星野先輩はそっくりだ。
やっぱり、今でも星野先輩に竹内を重ねてしまう。