運命ひとひら



しかし、これで二勝二敗一引き分けで、まだ勝てていない。
並んでいるのだ。


なので、代表戦となった。



「代表戦ねぇ…。香苗、いける?」


そう言われた。



「いけます。」


そう答えた。


しかし、体力的に限界が近づいていた。



相手は、高三の男子だ。


そんな人に、高一の体力の限界が近い女子が勝てるだろうか。



でも、そんなことを言ってはいられない。



なんとしても勝たなければならない。



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