泣き虫彼女と恋愛中





マナ「香織は、いつも一人で抱え込んでるんだよね。私に心配かけたくないらしい。」



いつだってそうだった。
あの時だって、私が早く
気づくべきだった。


ショウオ「そうか…」


トウキ「大丈夫かな…。」


マナ「私が今度こそ、助けてあげるから…。」



ショウオ「前に何かあったのか?」


マナ「少しね。でも、私の口からは、言えない。香織が、ちゃんと話せる日がくるまで。」


トウキ「わかった。」


香織、前より強くなったよ。
ちゃんと、中島達と話せてるし。
受け止めてくれると思うよ。


私だって、昔とはちがうよ。
だから、ちゃんと話してよ…。


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